【患者】50代後半 女性
【主訴】右耳が人の声が音のように聞こえて何を喋っているのか聞き取れない。
【既往歴】-
【現病歴】約2年前から右耳が聞こえ辛く、常に耳鳴りがして人の声がゴーっと言う音に聞こえ、約2週間の入院をしたが、改善せず会話の聞きとり困難となっている。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】50代後半 女性
【主訴】右耳が人の声が音のように聞こえて何を喋っているのか聞き取れない。
【既往歴】-
【現病歴】約2年前から右耳が聞こえ辛く、常に耳鳴りがして人の声がゴーっと言う音に聞こえ、約2週間の入院をしたが、改善せず会話の聞きとり困難となっている。
続きを読む【現症】約2年前から右耳が突然聞こえ辛く、今年に入りほぼ聞こえなくなってしまった。
【施術と結果】本症例は、約2年前より右耳の聞こえが悪く、頚部右側の筋緊張による血行不良が要因と考えた。
触察にて右乳様突起周辺部の筋緊張を確認した為、初めに右下顎窩周辺部の筋緊張部に緩消法を約20秒施術し筋弛緩を確認した。
結果主観により右耳の機械音のようなものが2割減少したと報告を受けた為、引き続き同部位の筋緊張部位を約40秒施術し筋弛緩を確認した。
結果、主観により両耳の機械音のようなものが4割減少し、言葉が音ではなくなっていると報告を受けた。施術部位は筋弛緩した為、右乳様突起周辺部の右顎二腹筋及び右胸鎖乳突筋付着部周辺の筋緊張部に緩消法を約1分施術し筋弛緩を確認した。
結果、周囲の声を聴きとる事ができるとの報告を受けた。施術前に行った音量で確認してみたところ、主観により右耳の機械音は消失したとの報告を受け、施術する前より主観で約5割聞こえるようになったと大変喜ばれた。