【患者】 50代前半、女性
【主訴】 2ヶ月前から左肩が痛くて上がらなくなってきた。
【既往歴】 ー
【現病歴】 約2ヶ月前から誘因なく左肩関節の可動域制限を伴う運動痛を生じ、経過観察していたが徐々に症状が増悪している。近医整形外科を受診したところ五十肩と診断されリハビリを受けているが改善しない。近所の知り合いに紹介されて来院。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】 50代前半、女性
【主訴】 2ヶ月前から左肩が痛くて上がらなくなってきた。
【既往歴】 ー
【現病歴】 約2ヶ月前から誘因なく左肩関節の可動域制限を伴う運動痛を生じ、経過観察していたが徐々に症状が増悪している。近医整形外科を受診したところ五十肩と診断されリハビリを受けているが改善しない。近所の知り合いに紹介されて来院。
続きを読む【現症】 安静時痛はなし、左肩関節可動域(以下、ROM)は自動外転約90°で左肩関節周辺に痛みが生じ、ROM制限を確認。
【施術と結果】 本症例は、特に誘因無く左肩関節周辺に痛みによるROM制限が生じており、目視と触察により腫脹や熱感が確認できないことから、左肩関節周辺の筋緊張が要因と考えた。
先ず、左肩ROM自動外転約90°で左肩関節周辺を触察したところ、左大円筋周辺に強い筋緊張を確認した為、緩消法を約2分施術し筋弛緩を確認。結果、痛みは10から0(NRS改変)となり左肩ROMは自動外転約140°まで可動域が改善した。効果が確認できた為、さらに同部位に緩消法を約3分施術したところ、左肩ROMは自動外転約160°と大きくなった。
こんなにすぐに効果が出るとは思わなかったと喜んでご報告をいただいた。