【患者】70台前半女性
【主訴】足の裏が痺れている。
【既往歴】脊柱管狭窄症(4年前)
【現病歴】約4年前より足裏が痺れが発生し、近医整形外科受診し脊柱管狭窄症と診断。足底の痺れは治らないと言われ、投薬を受けリハビリを続けていた。知人紹介にて当院を受診。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】70台前半女性
【主訴】足の裏が痺れている。
【既往歴】脊柱管狭窄症(4年前)
【現病歴】約4年前より足裏が痺れが発生し、近医整形外科受診し脊柱管狭窄症と診断。足底の痺れは治らないと言われ、投薬を受けリハビリを続けていた。知人紹介にて当院を受診。
続きを読む【現症】左右足底遠位足趾周辺部に痺れあり。左<右。歩行に問題はないが、痺れがある。軽い腰痛あり。
【施術と結果】本症例は、足底の痺れであり、足背には症状はなく、歩行が可能である為、足底部への血行不良が要因の一つであると推測をした。又、血行不良が起こる原因として、腰部筋群の緊張であると考えた。
先ず、症状が強く現れている右足趾遠位底部から施術を開始し約30秒緩消法を行い、次に右内果後面の筋緊張に対し緩消法を約1分行い筋弛緩を確認した。主観で痺れが6割となった。効果があった為続けてその周辺部の筋緊張に対し緩消法を約1分行い筋弛緩を確認した。主観で痺れが5割となった。
次に左内果後面の筋緊張に対し、緩消法を約90秒行い筋弛緩を確認した。左足底部の痺れが5割となり改善した。左右差はなくなり、改善していることを感じていただき喜んでいただいた。
再発防止の為、最初に考えた腰部筋群の筋緊張に対し、緩消法を約10分行い筋弛緩を確認した。腰部の痛みはなくなり、施術前の押圧深約0.5cmが約2cmに弛緩した。足底部の痺れはより改善し、主観で4割となった。
良くなっている事を実感していただき、続けて腰部筋を軟らかくするようお話をした。