【患者】70代後半、男性
【主訴】耳が聞こえにくい。特に右耳。
【既往歴】特記事項なし
【現病歴】高血圧症にて他院通院中。5〜6年前からテレビを観る時の音量が大きくなり、周りからの指摘で自分の耳の聞こえにくさに気づいた。補聴器の使用なしでも聞こえ、会話は出来るが、聞き直しが多い。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】70代後半、男性
【主訴】耳が聞こえにくい。特に右耳。
【既往歴】特記事項なし
【現病歴】高血圧症にて他院通院中。5〜6年前からテレビを観る時の音量が大きくなり、周りからの指摘で自分の耳の聞こえにくさに気づいた。補聴器の使用なしでも聞こえ、会話は出来るが、聞き直しが多い。
続きを読む【現症】左右共に補聴器の使用をしているが、右耳の方が2割ほど聞こえにくい。
【検査結果】−
【施術と結果】本症例は、別症状の施術中に相談を受け約10分の間に対応したものである。
まず本症例は、頚部胸鎖乳突筋を含め周辺の筋腱群の緊張亢進による症状と考えた。左右とも難聴があったが、右耳の症状が強いとの訴えと、触察により頚部右側に左と比して強い緊張を確認したため、施術開始部位とした。
施術者①の施術開始から、約5分で筋弛緩を確認。「左と同等に聞こえるような気がする」との報告を受けた。症状に変化が見られた事から、同部位への施術継続を決定した。
次に施術者②に交代。約5分で聞こえは主観で「左より2割増しで聞こえる様な気がする」と報告を受けた。
別症状の施術中であったが、筋弛緩により様々な症状が短時間でも変化する事を自覚してもらえる結果となり喜んでいただけた。
【その他】本症例は、しん整形外科にて、緩消法認定技術者の①渡邉②秦の2名で順次施術を行った症例であり、施術者を変更しても緩消法の効果を確認出来た症例であった。