【患者】70代後半、男性
【主訴】左足の裏が痺れる
【既往歴】特記事項なし
【現病歴】約4ヶ月前、自宅にて20kgほどの荷物を2階へ運ぶ途中で急性腰痛が発症。整骨院に4回通院したが、その後痛みが悪化し、左足底に痺れが発症した。近医整形外科を受診し、腰部脊柱管狭窄症と診断され、内服薬2種類が開始となった。約1ヶ月使用したが、症状が変わらないため来院。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】70代後半、男性
【主訴】左足の裏が痺れる
【既往歴】特記事項なし
【現病歴】約4ヶ月前、自宅にて20kgほどの荷物を2階へ運ぶ途中で急性腰痛が発症。整骨院に4回通院したが、その後痛みが悪化し、左足底に痺れが発症した。近医整形外科を受診し、腰部脊柱管狭窄症と診断され、内服薬2種類が開始となった。約1ヶ月使用したが、症状が変わらないため来院。
続きを読む【現症】座位等の安静時にも痺れを感じ、約5分の歩行で悪化する。知覚鈍麻なし。足趾麻痺なし。
【検査結果】下肢神経学的異常なし
【施術と結果】本症例は、急性腰痛を契機に発症していると考えられる事から、腰部左側の筋緊張に要因があると推察。触察にて腰部の筋緊張亢進を確認。
まず施術者①が、痺れを訴える箇所の直上の腸骨稜(第4腰椎棘突起正中より5横指外側付近)に緩消法を施術し約3分で筋弛緩を確認。痺れは主観で2割減と報告を受けた。症状に変化が見られた事から、同箇所への施術継続をする事とした。
次に施術者②に交代し施術を継続。約5分で痺れのは主観で3割減とさらに小さくなった。更に同箇所へ約2分施術をするも変化が見られなかった為、腰部左側面へと施術箇所を変更した。
腰部側面へと施術部位を変更し、約5分で痺れは主観で5割減とさらに小さくなった。ここで、別症状への施術を希望された為、本症例への施術は終了となった。
「筋肉を軟らかくするだけで、足が軽く感じられるし、痺れも減った。こんなに変化が出るなんてびっくりした。」と驚きの報告を受けた。
【その他】本症例は、しん整形外科にて、緩消法認定技術者の①秦②渡邉の2名で順次施術を行った症例であり、施術者を変更しても緩消法の効果を確認出来た症例であった。尚、本症例の検査は施術者①が行った。