【患者】30代後半 男性
【主訴】右指をつき指して曲げると痛い。
【既往歴】-
【現病歴】2日前に荷物を運ぶ仕事中に右示指を受傷。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】30代後半 男性
【主訴】右指をつき指して曲げると痛い。
【既往歴】-
【現病歴】2日前に荷物を運ぶ仕事中に右示指を受傷。
続きを読む【現症】右示指近位指節間関節(以下、PIP関節)屈曲で痛みが出現し、指尖と近位手掌皮線の距離は約2cmで関節可動域(以下、ROM)制限を確認。右手の掌握運動が困難。
【施術内容・結果】本症例は、2日前に右示指を突き指し、右示指PIP関節屈曲で痛みを訴えておりROM制限が確認できた。右示指PIP関節の痛みとROM制限の要因として、右示指への衝撃により右示指中手指節関節(以下、MP関節)の右浅指屈筋腱が肥大したと考えた。
初めに、目視により、右示指PIP関節の変形が無い事を確認し、右示指MP関節の右浅指屈筋腱肥大部末端に緩消法を約2分施術し腱肥大部の縮小を確認した。結果、右示指PIP関節屈曲時の痛みが10から0(NRS改変)になり、ROM制限が確認出来なくなった。
短時間で突き指の痛みが無くなりROM制限が無くなった事を喜んで頂けた。