【患者】50代後半、男性
【既往歴】両極性障害
【主訴】お腹を内視鏡で手術した後から胸の辺りに痛みが出るようになった。
【現病歴】約2年前、腹部内視鏡手術をした。何箇所か穴を開けた箇所が残っている。その影響で腹部が硬くなり、胸部の筋肉が引っ張られ痛みが発症。当院の緩消法でよくなるのではと思い受診された。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】50代後半、男性
【既往歴】両極性障害
【主訴】お腹を内視鏡で手術した後から胸の辺りに痛みが出るようになった。
【現病歴】約2年前、腹部内視鏡手術をした。何箇所か穴を開けた箇所が残っている。その影響で腹部が硬くなり、胸部の筋肉が引っ張られ痛みが発症。当院の緩消法でよくなるのではと思い受診された。
続きを読む【現症】安静時痛あり。深呼吸や咳等で痛みが増幅する。
【施術と結果】本症例は、腹部内視鏡手術の際に穴を開けた事で、筋肉が傷つき、
筋が過緊張となったことが痛みの一つの要因であると考えた。
まず、痛みを訴える大胸筋上部を触察し、筋緊張を確認。その筋肉に繋がる真下辺りの10番肋骨に沿った腹部を主に緩消法にて約1分弛緩したところ、痛みが10から5(NRS改変)となった。
変化があったので、更に腹部の中心、腹直筋などを約1分弛緩したところ、痛みが10から0(NRS改変)となった。
「もう痛みはないです!」とお喜びの報告を受けた。