【患者】80代前半 女性
【主訴】右腕を後ろに引くと背中の右側が痛い。
【既往歴】関節リウマチ
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】80代前半 女性
【主訴】右腕を後ろに引くと背中の右側が痛い。
【既往歴】関節リウマチ
続きを読む【現症】肩甲骨内転時に右肩甲骨内側縁周辺に限局した痛みが出現。安静時痛なし。日常生活上の可動域制限は確認できなかった。腕のしびれなどの症状は見られない。
【施術と結果】本症例は、右肩甲骨内側縁の痛みを訴えており、触察にて痛みを訴える部位の腫脹及び熱感が感じられず、筋収縮の際に痛みを伴うことから、筋の癒着が要因と考えた。
はじめに、限局した痛みが出現する右肩甲骨内側縁周辺の筋緊張部位に緩消法を約2分施術し筋弛緩を確認した結果、右肩甲骨内側縁周辺の痛みが10から5(NRS改変)と小さくなった。改善が見られたことから、さらに同部位周辺の筋緊張部位に約2分施術し筋弛緩を確認した結果、右肩甲骨内側縁周辺の痛みが10から0(NRS改変)と消失した。
日常生活に支障をきたしていたので助かったと大変喜んでいただけた。