【患者】60代後半 男性
【主訴】左肩甲骨の内側が痛くて睡眠時何度も目が覚めた
【既往歴】ー
【現病歴】約1週間前に左肩甲骨内縁に痛みを感じた。約1週間以前は左肩関節挙上時にチクｯとした痛みが約1週間続いていた。
左肩甲骨内縁の痛みは徐々に増大し、昨夜は睡眠時に痛みで目が覚める程になり来院された。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】60代後半 男性
【主訴】左肩甲骨の内側が痛くて睡眠時何度も目が覚めた
【既往歴】ー
【現病歴】約1週間前に左肩甲骨内縁に痛みを感じた。約1週間以前は左肩関節挙上時にチクｯとした痛みが約1週間続いていた。
左肩甲骨内縁の痛みは徐々に増大し、昨夜は睡眠時に痛みで目が覚める程になり来院された。
続きを読む【現症】左肩甲骨内縁で第2胸椎のり約2㎝から約5㎝で長さ約10㎝の周辺部に疼痛がある。
安静時痛あり。
【施術と結果】本症例の左肩甲骨内縁内縁の痛みは触察により、熱感や腫張はないことから左肩甲骨内縁の筋の緊張であると考え触察すると左肩甲骨内縁で第2胸椎のり約2㎝から約5㎝で長さ約10㎝の周辺部に筋緊張を確認した。
筋緊張部に約5分施術し筋弛緩を確認した。痛みは10から8(NRS改変)と小さくなった。痛みの変化を確認した為更に同部に約15分施術を行い筋弛緩を確認した。痛みは10から４(NRS改変)と小さくなった。左肩甲骨内縁の痛みは小さくなったが、痛みが左大胸筋上部に発現したと報告を受け、左大胸筋上部と思われる周辺に約5分施術し、筋弛緩を確認した。左大胸筋の痛みは10から0(NRS改変)と消失し、左肩甲骨内縁の痛みの残存を確認した。
再び左肩甲骨内縁を約10分施術し、筋弛緩を確認した。痛みは10から2(NRS改変)と小さくなった。
以後3回施術を行い痛みは消失した。
