【患者】50代後半、男性
【既往歴】(-)
【主訴】首が固まって左側を向くと途中で止まる
【現病歴】約2ヶ月前にバイクで単独事故を起こし頭部を打ち意識を失った。病院に搬送され精密検査を受けるが特に異常はないと言われた。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】50代後半、男性
【既往歴】(-)
【主訴】首が固まって左側を向くと途中で止まる
【現病歴】約2ヶ月前にバイクで単独事故を起こし頭部を打ち意識を失った。病院に搬送され精密検査を受けるが特に異常はないと言われた。
続きを読む【現症】頚部関節可動域(以下、ROM)は自動左回旋約30°で制限あり。
【施術と結果】本症例はバイク事故後に発症した頚部ROM制限を訴えているが、頚部周辺の腫脹、発赤、熱感等は確認出来なかったことから頚部の筋緊張によるものと推察した。
先ず、頚部右側面を触察したところ右乳様突起周辺に筋緊張を確認し、緩消法にて約2分施術し筋弛緩を確認した結果、頚部ROMは自動左回旋で約35°となった。
次に、頚部右側面の第5頚椎高位に縦約30㎜、横約20㎜大のしこりを確認し、緩消法にて約10分施術し筋弛緩を確認した結果、しこりは縦約20㎜、横約10㎜大と小さくなり、頚部ROMは自動左回旋約50°となった。時間の関係で施術はここで終了となった。
「もう治らないんじゃないかと思っていたので、本当にありがとう」と喜んでいただけた。