【患者】50代前半 男性
【主訴】マラソンを始めてから左の腰が痛い。
【既往歴】-
【現病歴】約5ヶ月前、マラソン始めてから腰痛を発症し、痛みは減少するものの消失しないため、知人の紹介により当院へ来院。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】50代前半 男性
【主訴】マラソンを始めてから左の腰が痛い。
【既往歴】-
【現病歴】約5ヶ月前、マラソン始めてから腰痛を発症し、痛みは減少するものの消失しないため、知人の紹介により当院へ来院。
続きを読む【現症】日常生活における腰部関節可動域制限は確認出来ないが、安静時痛はある。
【施術内容・結果】本症例は、約5ヵ月前から腰部左側に痛みを訴えており、目視及び触察により腫脹や熱感が確認できないことから、痛みの要因は、腰部周辺の筋緊張による血行不良であろうと考えた。
はじめに、最も痛みを訴える腰部左側を触察し、第4腰椎高位(以下、L4)の腰部左側面の体表より押圧深約2cmの筋に筋緊張を確認した。腰部左側面の筋緊張部位周辺に、緩消法を約2分施術し筋弛緩を確認した。その結果、腰部左側の痛みが10から5(NRS改変)と小さくなった。変化が確認できたため、同部位周辺に緩消法を約5分施術し、筋弛緩を確認した。その結果、腰部左側の痛みが10から0(NRS改変)と消失した。第4腰椎高位(以下、L4)の腰部左側面の体表より押圧深は約4cmとなり筋弛緩を確認した。
「半年くらい前から気になってた腰痛が今はすっかりなくなった。これで秋のマラソンに向けて練習が出来そう。」と喜んだ様子でその場で駆け足をして、安心した表情で笑顔で帰路につかれた。