【患者】30代前半 女性
【主訴】座っていたり、立ち上がると痛い。30分以上座れない時もある。
【既往歴】腰椎椎間板ヘルニア
【現病歴】約半年前に無理な筋トレを繰り返した後で痛みが発生し、近医整形外科を受診し腰椎椎間板ヘルニアと診断を受けブロック注射を3回、ウォーターベッドなどの治療を数回受けた。痛み止めの薬も数日間服用したが効果を感じられなかった為中止した。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】30代前半 女性
【主訴】座っていたり、立ち上がると痛い。30分以上座れない時もある。
【既往歴】腰椎椎間板ヘルニア
【現病歴】約半年前に無理な筋トレを繰り返した後で痛みが発生し、近医整形外科を受診し腰椎椎間板ヘルニアと診断を受けブロック注射を3回、ウォーターベッドなどの治療を数回受けた。痛み止めの薬も数日間服用したが効果を感じられなかった為中止した。
続きを読む【現症】左臀部周辺から大腿後部に痛みと痺れがあり、特に座位で痛みが強くなり、30分以上座っているのが困難であるら、胸腰部屈曲動作や立位からの立ち上がり動作時に痛みが発生する。
【施術と結果】本症例は、左臀部から左大腿後部の痛みと痺れが発生しており、知覚障害や感覚鈍麻は無いため、腰部の筋緊張から来る下肢への血行不良が要因と考えた。
まず緩消法で第3腰椎高位の腰部側面から施術を開始し、約5分間かけて緊張を弛緩したところ、痛みは10から8 (NRS改変)と減少を確認できた。続けて第3腰椎高位に並行して第4腰椎高位及び腸骨稜の筋緊張を弛緩させていき、合計約30分施術を行った。結果痛みは10から3(NRS改変)と減少しその日の施術を終了した。
痛みの原因が筋肉である事がわかって良かったと喜んで頂けた様子だった。