【患者】30代後半、女性
【主訴】2日前にジェットコースターに乗ったらむち打ちのようになって、首が痛い
【既往歴】ー
【現病歴】2日前に遊園地でジェットコースターに乗ったところ頚部に痛みが発生。頚部回旋動作で痛みが生じるため日常生活に支障をきたしている。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】30代後半、女性
【主訴】2日前にジェットコースターに乗ったらむち打ちのようになって、首が痛い
【既往歴】ー
【現病歴】2日前に遊園地でジェットコースターに乗ったところ頚部に痛みが発生。頚部回旋動作で痛みが生じるため日常生活に支障をきたしている。
続きを読む【現症】頚部左回旋約30°で頚部左側後面に痛み、引張感が発生。頚部両側に筋緊張を認めるが、左側により強い緊張を触察できる。 日頃から緩消法に取り組んでおり、腰部側面の押圧深は約4㎝と弛緩が進んでいるが、脊柱起立筋周辺に強い筋緊張を認める。
【治療内容・結果】本症例は、左側頚部の回旋時に起こる痛みであり、左肩甲骨上角付近に1番の痛みを訴えていることから左肩甲挙筋の緊張が要因であると考えた。
座位にて頚部左側後面付近を緩消法で施術を始め、筋弛緩を確認していく。第2から第4頸椎高位付近を約10分施術して、痛みが10から1(NRS改変)に小さくなった。頚部左回旋は約60°まで改善した。
首が回せず生活に支障が出ていたが、痛みも消えて回せるようになり喜んでいる様子だった。