【患者】50代前半 男性
【主訴】腰の左側が痛くて腰を曲げれず、自分で靴下が履けない。
【既往歴】ー
【現病歴】約2週間前にトイレの便座に座っていたところ、経験のない程の腰痛が発生。痛みは軽減傾向にある。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】50代前半 男性
【主訴】腰の左側が痛くて腰を曲げれず、自分で靴下が履けない。
【既往歴】ー
【現病歴】約2週間前にトイレの便座に座っていたところ、経験のない程の腰痛が発生。痛みは軽減傾向にある。
続きを読む【現症】胸腰部関節可動域（以下、ROM）が自動で屈曲約10°で腰部左側に痛みが出現する。
【施術と結果】本症例は、腰部左側に痛みを訴えており、目視・触察にて腫脹や熱感が確認出来ない事から、 痛みの要因は痛みを訴えている部位周辺の筋緊張と考えた。
初めに、痛みを訴える腰部左側を触察したところ、第4腰椎（以下、L4）棘突起から左外方4横指周辺に筋緊張を確認し、緩消法を約3分施術し筋弛緩を確認した。結果、胸腰部ROMが自動で屈曲約10°での腰部左側の痛みが10から0（NRS改変）と消失し、胸腰部屈曲約30°で腰部左側に痛みが出現した。
次に、L4棘突起から左外方4横指周辺の筋緊張は腰部側面の筋緊張が要因と考え、触察にて腰部側面の筋緊張を確認し、緩消法を約20分施術し筋弛緩を確認した。結果、胸腰部ROMが自動で屈曲約30°での腰部左側の痛みが10から0（NRS改変）と消失した。
靴下を履く動作をしながら、「これなら自分で靴下が履ける、凄い。」と驚きながら喜びの報告を受けた。
