【患者】 50代後半、女性
【主訴】 2週間前から眠れない程、顔の痛みが続いている
【既往歴】 ー
【現病歴】学生時代から顔面は痛かったが鎮痛剤で過ごしていた。2週間前に特に誘因なく激痛が起こり仕事も出来ず近医整形外科を受診。三叉神経痛と診断を受け、処方された鎮痛剤内服で経過をみたが回復しない為、知人の紹介で来院された。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】 50代後半、女性
【主訴】 2週間前から眠れない程、顔の痛みが続いている
【既往歴】 ー
【現病歴】学生時代から顔面は痛かったが鎮痛剤で過ごしていた。2週間前に特に誘因なく激痛が起こり仕事も出来ず近医整形外科を受診。三叉神経痛と診断を受け、処方された鎮痛剤内服で経過をみたが回復しない為、知人の紹介で来院された。
続きを読む【現症】 安静時左頬部の疼痛を訴える。デスクワークで悪化する。
【施術と結果】 本症例は2週間前から眠れない程の左頬部の痛みを発生しており、その要因は左頚部前面部の筋緊張による左頬部の血行不良であろうと考えた。
ご本人により一番痛みを訴える箇所を指差していただき、その真下にあたる左外頸動脈辺りを触察すると筋緊張を確認できた為、同箇所に緩消法を約2分施術し筋弛緩を確認。その結果、安静時での左頬部の痛みが10から8(NRS改変)と小さくなった。
効果が認められた為、更に同部位に緩消法を約3分施術し筋弛緩を確認。その結果、左頬部の痛みは10から5(NRS改変)と小さくなった。
引き続き同部位周辺に緩消法を約3分施術し筋弛緩を確認。結果安静時の左頬部からの痛みは10から2(NRS改変)と小さくなった。
口を開く事さえ痛みで苦痛だったが40年振りに顔がスッキリした感じがすると喜んで頂いた。