【患者】80代前半 女性
【主訴】右耳が聞こえづらい。
【既往歴】-
【現病歴】10年以上前から右耳の聴力低下があり、最近悪化傾向にある。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】80代前半 女性
【主訴】右耳が聞こえづらい。
【既往歴】-
【現病歴】10年以上前から右耳の聴力低下があり、最近悪化傾向にある。
続きを読む【現症】右耳の聴力は、主観で左の5割程度とのこと。
【施術と結果】本症例は、10年以上前から右耳の聴力低下を訴えており、その要因は頚部の筋緊張による血行不良と考えて頚部を触察したところ、右胸鎖乳突筋停止部周辺から頚部右側側面にかけて広範囲に筋緊張が確認された。
はじめに、最も強い筋緊張が確認された右胸鎖乳突筋停止部周辺の筋緊張部位に約1分施術し、筋弛緩を確認した。その結果、右耳の聴力は左と比較して主観で7割まで改善した。引き続き、同部位周辺に約2分施術し筋弛緩を確認したが症状に変化は確認できなかったため、施術部位を頚部右側面の筋緊張部位に移行し、約5分施術し筋弛緩を確認した。その結果、右耳の聴力は左と比較して主観で9割まで改善した。
さっきよりずいぶん聞こえるわと驚かれていた。