【患者】50代前半 男性
【主訴】歩くと右の股関節が痛い。
【既往歴】ー
【現病歴】約10年前から農作業中に、右股関節に痛みが発生。約5年前からは痛みなく生活していたが、約2ヶ月前の農作業中に、約10年前と同じ右股関節に痛みが再発した。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】50代前半 男性
【主訴】歩くと右の股関節が痛い。
【既往歴】ー
【現病歴】約10年前から農作業中に、右股関節に痛みが発生。約5年前からは痛みなく生活していたが、約2ヶ月前の農作業中に、約10年前と同じ右股関節に痛みが再発した。
続きを読む【現症】歩行時の立脚中期に右股関節周辺の痛みが出現する。
【施術と結果】本症例は、右股関節周辺に痛みを訴えており、痛みの要因は右股関節周辺の筋緊張と考えた。
初めに、最も痛みを訴える部位を触察したところ、右鼡径部の中央周辺に筋緊張を確認し、緩消法を約2分施術し筋弛緩を確認した。結果、歩行時の立脚中期の右股関節周辺の痛みが10から6(NRS改変)と小さくなった。改善が見られた為、引き続き同部位周辺に緩消法を約5分施術し筋弛緩を確認した。結果、歩行時の立脚中期の右股関節周辺の痛みが10から1(NRS改変)と小さくなった。
ご本人の希望もあり、残り時間は完治と再発防止の為、腰部の緩消法を行い終了した。院内を歩行され、「これでまた痛み気にせず農作業が出来る。」と喜びの報告を受けた。