【患者】70代前半、女性
【既往歴】-
【主訴】半年前に目の下のところに脂肪腫ができて、それをとってもらった後から目がかすむ。
【現病歴】約6か月前に右下眼瞼に脂肪腫ができ、近医外科にて除去した後から右眼がかすむようになった。他の症状で来院された際に相談を受けた。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】70代前半、女性
【既往歴】-
【主訴】半年前に目の下のところに脂肪腫ができて、それをとってもらった後から目がかすむ。
【現病歴】約6か月前に右下眼瞼に脂肪腫ができ、近医外科にて除去した後から右眼がかすむようになった。他の症状で来院された際に相談を受けた。
続きを読む【現症】常時右眼のみかすんでおり、左眼と比較すると主観にて5割程度かすんでいるとの報告を受けた。
【施術と結果】本症例は約6か月前の脂肪腫除去後から発生している右眼のかすみの症状であるが、頚部右側の筋緊張により眼の血行不良が発生していることが右眼のかすみの一つの要因であると考えた。
まず、頚部右側を触察し、外頚動脈周辺に筋緊張が確認できたため、緩消法にて約30秒弛緩したところ、右眼のかすみが主観にて5割減となったと報告を受けた。
症状に変化が確認できたため、引き続き同部位を緩消法にて約30秒弛緩すると主観にて右眼のかすみが10割減となり、左眼と比較して差がない程に変化したと報告を受けた。
主観にて右眼のかすみは消失したが、頚部右側の筋緊張は腰部側面の筋緊張により引き起こされると考え、残りの約20分は腰部側面の筋緊張を緩消法にて弛緩し、終了した。「眼の症状まで緩消法で良くなるとは思っていなかった。このまま見えなくなるかもしれないと不安だったので、症状がなくなってとてもうれしい。」とお喜びの報告を受けた。