【患者】50代後半、女性
【既往歴】-
【主訴】小学6年生の頃から頻繁に腰痛が発生し、親の介護が辛い。
【現病歴】小学6年生の頃、体育の時間に腰痛が発生し、以後年に1度は腰痛が発生している。約1ヶ月前に母親の介護でトイレの介助中に腰痛が発生し、椅座位でも痛みがある。このままでは親の介護ができなくなると当院受診された。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】50代後半、女性
【既往歴】-
【主訴】小学6年生の頃から頻繁に腰痛が発生し、親の介護が辛い。
【現病歴】小学6年生の頃、体育の時間に腰痛が発生し、以後年に1度は腰痛が発生している。約1ヶ月前に母親の介護でトイレの介助中に腰痛が発生し、椅座位でも痛みがある。このままでは親の介護ができなくなると当院受診された。
続きを読む【現症】安静時痛あり。日常生活上の可動域制限は確認できなかった。
【施術と結果】本症例は約1ヶ月前からの腰痛を訴えているが、目視や触察にて腫脹や熱感が確認できなかったため、腰部の筋緊張が痛みの一つの要因であると考えた。
まず、痛みを訴える第4腰椎高位で左外方に約10cmの部位を触察したところ、筋緊張が確認できたため、緩消法にて約1分弛緩したところ、痛みが10から0(NRS改変)と消失した。
痛みは消失したが、触察にて腰部側面に筋緊張が確認でき、腰部側面の筋緊張は腰部全体の筋緊張を誘発すると考え、残りの約20分は腰部側面を緩消法にて弛緩し終了した。
「何が起こったのかわからないけど、痛みがあっという間に消えた。」と驚きと喜びの表情であった。