【患者】50代後半 女性
【主訴】首を後ろに倒すと痛い
【既往歴】ー
【現病歴】約2週間前から誘因なく右後頚部に突然痛みが走り、それから毎日痛みが断続的に続いている。約10年以上前から肩こりはある。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】50代後半 女性
【主訴】首を後ろに倒すと痛い
【既往歴】ー
【現病歴】約2週間前から誘因なく右後頚部に突然痛みが走り、それから毎日痛みが断続的に続いている。約10年以上前から肩こりはある。
続きを読む【現症】安静時痛無し。可動域制限も特にないが、頚部後屈で右側の引重感があり、痛みが続き、それが1日に何度も繰り返す。
【施術と結果】本症例は特に誘因なく発生した頚部の痛みであり、検査で異常は見られなかったことから、頚部周辺及び脊柱起立筋群の筋緊張が要因であると考えた。
触察にて右側の頚部の筋緊張を確認すると明らかに右側の主訴となる第4、5頚椎側面から後面にかけて強い筋緊張を確認できた。
先ず、痛みを訴えてる1番強い筋緊張が見られる箇所を緩消法にて約2分施術し筋弛緩を確認した。頚部後屈で右側の引重感はほぼ消失した。約10年以上前から肩こりにも悩まされているとのことなので、肩こりも消失するように施術を続けた。合計で約15分右の頚部全体を緩消法にて筋弛緩させたところ、後屈などで感じていた違和感は完全に消失し、喜ばれた。