【患者】40代前半 男性
【主訴】座っていると腰が痛くなる。常時重たい感じもある。
【既往歴】-
【現病歴】約10年前から約30分の椅子座位からの起立時に腰痛があり、消長を繰り返していたがここ1年ほど増悪傾向にある。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】40代前半 男性
【主訴】座っていると腰が痛くなる。常時重たい感じもある。
【既往歴】-
【現病歴】約10年前から約30分の椅子座位からの起立時に腰痛があり、消長を繰り返していたがここ1年ほど増悪傾向にある。
続きを読む【現症】約30分の椅子座位からの起立時および胸腰部自動伸展時に腰痛あり。腰部に常時圧重感あり。
【施術と結果】本症例は、約10年前から消長を繰り返す腰痛であり、その要因は腰部の筋緊張と考えて触察したところ、腸骨稜から第2腰椎(以下、L2)高位の正中から両外側約8cmの広範囲に筋緊張が確認された。
はじめに、最も強い運動痛を訴えるL4棘突起から両側に約5cmの筋緊張部位に約3分施術し筋感を確認した。その結果、胸腰部自動伸展時の運動痛は10から4(NRS改変)となった。引き続き、同部位周辺に約20分施術し筋弛緩を確認した。その結果、胸腰部自動伸展時の運動痛は10から0(NRS改変)と消失した。
腰がすごく軽いと喜ばれ、後日約30分の椅子座位からの起立時の痛みもないとの報告を受けた。