【患者】70代後半 女性
【主訴】1週間前から急に左耳の後ろが痛くなり、右を向くのがつらい。
【既往歴】-
【現病歴】約1週間前に誘因なく左耳介後方の痛みを発症した。不安になり近医耳鼻科と近医皮膚科を受診したが異常なしとのこと。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】70代後半 女性
【主訴】1週間前から急に左耳の後ろが痛くなり、右を向くのがつらい。
【既往歴】-
【現病歴】約1週間前に誘因なく左耳介後方の痛みを発症した。不安になり近医耳鼻科と近医皮膚科を受診したが異常なしとのこと。
続きを読む【現症】頚部自動関節可動域(以下、ROM)右回旋約20°で左耳介後方に運動痛あり。
【施術と結果】本症例は、約1週間前から左耳介後方の運動痛を訴えており、その要因は頚部の筋緊張と考えて患部周辺を触察したところ、左胸鎖乳突筋起始部周辺に筋緊張が確認された。
はじめに、筋緊張が確認された左胸鎖乳突筋起始部周辺に約1分施術し、筋弛緩を確認した。その結果、頚部ROM右回旋約20°における左耳介後方の痛みは10から2(NRS改変)となった。引き続き、同部位周辺に約2分施術し筋弛緩を確認した。その結果、頚部ROM右回旋約20°における左耳介後方の痛みは10から0(NRS改変)と消失し、頚部ROMは右回旋約45°に改善した。
こんなにすぐに良くなるとは思っていなかったと驚かれていた。