【患者】20代前半、女性
【既往歴】−
【主訴】常に鼻が詰まっていて辛い。
【現病歴】約3年前から花粉症で鼻閉症状が出現。当院で花粉症が改善した知人の紹介により来院。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】20代前半、女性
【既往歴】−
【主訴】常に鼻が詰まっていて辛い。
【現病歴】約3年前から花粉症で鼻閉症状が出現。当院で花粉症が改善した知人の紹介により来院。
続きを読む【現症】鼻閉の症状は左右共に出現し、特に左が強い。その他、花粉症の症状である目の搔痒感は確認できなかった。
【施術と結果】本症例は、約3年前から花粉症による鼻閉を訴えており、一つの要因として外頚動脈周辺の筋緊張による鼻への血行不良であろうと考えた。
まず、両頚動脈周辺を触察したところ、両側下顎骨下縁周辺に筋緊張を確認した。
同緊張部位周辺に緩消法を左右共に約1分施術し、筋弛緩を確認した。その結果、鼻閉の症状が主観にて消失したと報告を受けた。
再発予防のため、鼻閉感を誘発している外頚動脈周辺の筋緊張の根本的な要因と考えられる腰部側面の施術に移行した。腰部側面に緩消法を約25分施術し、筋弛緩を確認し施術を終了した。
「鼻が通って、すごい楽になりました。」と喜んだ様子で笑顔で帰路につかれた。