【患者】30代前半、男性
【既往歴】-
【主訴】最近首が動きにくくなってきた。
【現病歴】約3年前から偏頭痛が発症し、約2ヶ月前から頚部左側屈動作で痛みが出現する。現在は偏頭痛は確認できない。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】30代前半、男性
【既往歴】-
【主訴】最近首が動きにくくなってきた。
【現病歴】約3年前から偏頭痛が発症し、約2ヶ月前から頚部左側屈動作で痛みが出現する。現在は偏頭痛は確認できない。
続きを読む【現症】頚部関節可動域(以下、ROM)は自動で、左側屈約25°で頚部左側の痛みが増悪する。ROM制限と安静時痛あり。
【施術と結果】本症例は、頚部左側屈時に頚部左側に痛みを訴えており、筋の収縮に制限があることから、痛みの要因は筋の癒着であろうと考えた。
はじめに、頚部左側屈動作で最も痛みを訴える、第3頚椎高位で左胸鎖乳突筋周辺に筋緊張を確認した。同部位周辺に緩消法を約1分施術し、筋弛緩を確認した。その結果、頚部左側屈動作での頚部左側の痛みは10から0(NRS改変)と消失し、頚部ROMは自動で左側屈約50°とROM制限は確認できなくなった。
「首を動かしても痛くないし、首の動きがスムーズになった。首も頭もスッキリした。」と喜んだ様子で笑顔で帰路につかれた。