【患者】10代後半 女性
【主訴】生理で昨日からいつもの偏頭痛があって、今は右側の頭が痛い。
【既往歴】ー
【現病歴】約3年前から生理の時や気圧が低い時に頻繁に偏頭痛が出現する事がある。痛みが強い時は市販の鎮痛薬を服用しているが、今朝は鎮痛薬を服用していない。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】10代後半 女性
【主訴】生理で昨日からいつもの偏頭痛があって、今は右側の頭が痛い。
【既往歴】ー
【現病歴】約3年前から生理の時や気圧が低い時に頻繁に偏頭痛が出現する事がある。痛みが強い時は市販の鎮痛薬を服用しているが、今朝は鎮痛薬を服用していない。
続きを読む【現症】右側頭部周辺に痛みが出現しているが、ご本人の主観によると程度は軽度である。
【施術と結果】本症例は、右側頭部周辺に痛みを訴えており、鎮痛薬を服用しなくて済む程度の痛みで、いつもの偏頭痛との報告を受けている事から、痛みの要因は頚部の筋緊張による頭部への血行不良と考えた。
初めに、痛みを訴える右側頭部周辺の真下に位置する右乳様突起周辺を触察したところ、右胸鎖乳突筋付着部周辺に筋緊張を確認し、緩消法を約1分施術し筋弛緩を確認した。結果、右側頭部周辺の痛みが、10から4(NRS改変)と小さくなった。改善が見られた為、引き続き同部位周辺に緩消法を約1分施術し筋弛緩を確認した。結果、右側頭部周辺の痛みが、10から0(NRS改変)と消失した。
「頭がすっきりした、凄い。」と笑顔で喜びの報告を受けた。
【その他】いつもと違う強い痛みや、異変を感じた時は一度病院で検査を受ける事をお伝えしてから施術を行った。