【患者】60代前半 女性
【主訴】右顎が口を開けると痛いし、物を噛むともっと痛い
【既往歴】子宮筋腫
【現病歴】約1週間前からなんとなく顎に違和感があり、硬いものが痛くて噛めなかった。それ以来口を開けても痛みがでる。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】60代前半 女性
【主訴】右顎が口を開けると痛いし、物を噛むともっと痛い
【既往歴】子宮筋腫
【現病歴】約1週間前からなんとなく顎に違和感があり、硬いものが痛くて噛めなかった。それ以来口を開けても痛みがでる。
続きを読む【現症】安静時痛はなく、開口時に痛みがあり、咀嚼時痛みが増す。
【施術と結果】本症例は右顎関節に痛みを訴えており安静時痛はなく、目視及び触察により腫脹及び熱感が確認できなかった為、右顎関節周辺の筋緊張による血行不良が痛みの要因であると考えた。
まず、痛みが発現する部位を示していただき、触察すると右下顎骨頭周辺の筋緊張を確認した。同部位周辺を約40秒施術し、筋弛緩を確認した。結果、開口時の右顎関節痛が10から6(NRS改変)となった。改善がみられた為、さらに同部位周辺を約1分施術し、筋弛緩を確認した。結果、右顎関節痛は10から3(NRS改変)となった。
右顎関節周辺の筋弛緩をしたが、痛みが残存していた為、右顎下頚部を触察したところ痛みを訴えられらた。その部位を約2分施術し、筋弛緩を確認した。結果、開口時、咀嚼時共に痛みが10から0(NRS改変)と消失し、安堵された。