【患者】40代前半 男性
【主訴】しゃがむと両膝が痛い。立ち上がる時も痛い。
【既往歴】ー
【現病歴】接客業をしており、しゃがみ姿勢での対応が多く約2ヶ月前から両膝関節に痛みが発生し、治療院へ通っていたが痛みが増悪している。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】40代前半 男性
【主訴】しゃがむと両膝が痛い。立ち上がる時も痛い。
【既往歴】ー
【現病歴】接客業をしており、しゃがみ姿勢での対応が多く約2ヶ月前から両膝関節に痛みが発生し、治療院へ通っていたが痛みが増悪している。
続きを読む【現症】両膝関節に痛みがあり、しゃがみ姿勢時の痛みが一番強く、起立動作時にも痛みが出現する。
【施術と結果】本症例は、しゃがみ姿勢時と起立動作時に両膝関節の痛みを訴えており、毎日仕事でしゃがみ姿勢が多い事から、痛みを訴えている部位周辺の筋緊張が痛みの要因と考えた。
初めに、痛みを訴える両膝関節周辺を触察したところ両膝蓋骨上部周辺に筋緊張を確認し、緩消法を左右それぞれ約3分施術し筋弛緩を確認した。結果、しゃがみ姿勢時の両膝関節の痛みが10から8(NRS改変)と小さくなった。
次に、両膝蓋骨上部周辺の筋緊張は腰部の筋緊張が要因と考え、触察にて腰部側面の筋緊張を確認し、緩消法を約20分施術し筋弛緩を確認した。結果、しゃがみ姿勢時の両膝関節の痛みが10から6(NRS改変)と小さくなり、起立動作時の痛みが消失した。
「痛みが増してきていたので不安だったが、一回でここまで痛みが減って希望が見えてきた。」と、笑顔で喜びの報告を受けた。