【患者】20代後半 男性
【主訴】腰に常時違和感があり、座っていると腰が痛くなってつらい。
【既往歴】-
【現病歴】2週間前にジムでトレーニングをしてから、腰部左側に違和感と痛みがあった。日常生活で消長を繰り返していたが、一昨日から誘因なく症状が増悪した。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】20代後半 男性
【主訴】腰に常時違和感があり、座っていると腰が痛くなってつらい。
【既往歴】-
【現病歴】2週間前にジムでトレーニングをしてから、腰部左側に違和感と痛みがあった。日常生活で消長を繰り返していたが、一昨日から誘因なく症状が増悪した。
続きを読む【現症】胸腰部自動関節可動域(以下、ROM)前屈約15°で腰部左側に運動痛あり。
【施術と結果】本症例は2週間前に発症した腰痛が一昨日増悪しているため、患部周辺を目視および触察で確認したが内出血・腫脹・熱感は確認できなかった。そのため痛みの要因は腰部の筋緊張と考えて患部を触察したところ、腰部全体の筋緊張が確認された。
はじめに、もっとも強い痛みを訴える第4腰椎棘突起から約8cm左の筋緊張部位に約2分施術し、筋弛緩を確認した。その結果、胸腰部自動ROM前屈約15°における運動痛は10から6(NRS改変)となった。引き続き、同部位周辺に約5分施術し筋弛緩を確認した。その結果、胸腰部自動ROM前屈約15°における運動痛は10から5(NRS改変)となった。想像より症状の変化が確認できなかったため施術部位を腰部左側面位移行し、同部位に約5分施術し筋弛緩を確認した。その結果、胸腰部自動ROM前屈約15°における運動痛は10から3(NRS改変)となった。
引き続き、同部位周辺に約20分施術し筋弛緩を確認した。その結果、胸腰部自動ROM前屈約15°における運動痛は10から0(NRS改変)と消失し、胸腰部自動ROM前屈約40°まで改善した。
腰が軽くなった、座っていられそうな感じがすると喜ばれていた。