【患者】60代後半女性
【主訴】春の時期に鼻水が出て困っている。
【既往歴】ー
【現病歴】約55年前より鼻炎があり、45年前から投薬を受けている。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】60代後半女性
【主訴】春の時期に鼻水が出て困っている。
【既往歴】ー
【現病歴】約55年前より鼻炎があり、45年前から投薬を受けている。
続きを読む【現症】花粉飛来時期より少し前の施術。もうすぐアレルギーの鼻水に困っていると聞く。施術当日、症状は発現していない。
【施術と結果】本症例は頚部筋群の筋緊張による血行不良が、アレルギー反応の原因であると考えた。
先ず、頚部筋を触察し血行起こすと思われる右側面外頚動脈周辺部の筋緊張に対し、緩消法を約30秒行い筋弛緩を確認した。当日は症状がなかったが、主観で右鼻の通りが良くなったとご報告いただいた。効果があった為周辺部の筋緊張に対し約1分行い、次に頚部左側の筋緊張に対し約1分30秒行い筋弛緩を確認した。症状を伺うと顔面がスッキリしたと報告いただいた。
次に頚部筋が緊張する原因として考えた腰部筋群の側面より緩消法を約10分行い筋弛緩を確認し施術を終了した。
後日お会いした時、45年間飲んでいた薬を飲まないでよくなったと喜んでいただいた。