【患者】80代前半 女性
【主訴】右耳が聞こえない。
【既往歴】-
【現病歴】約2年前に電話の受話器を右耳にあてたら何も聞こえなかった。受話器を左耳に変えたら相手の声が聞こえた事で右耳が聞こえていない事に気が付いた。気が付いたのが約2年前で、もっと前から聞こえていなかったかもしれないとの事。以降、右耳が聞こえていない状態が続いている。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】80代前半 女性
【主訴】右耳が聞こえない。
【既往歴】-
【現病歴】約2年前に電話の受話器を右耳にあてたら何も聞こえなかった。受話器を左耳に変えたら相手の声が聞こえた事で右耳が聞こえていない事に気が付いた。気が付いたのが約2年前で、もっと前から聞こえていなかったかもしれないとの事。以降、右耳が聞こえていない状態が続いている。
続きを読む【現症】左耳を塞ぎ、右耳から約10㎝の距離でiPhoneの音を発していても何も聞こえないとの事。
【施術内容・結果】本症例は、約2年前より右耳の難聴を訴えており、右耳への血行不良を改善する事で難聴の症状が改善する可能性があると考えた。
初めに、触察により後耳介動脈周辺で右乳様突起前方の顎二腹筋周辺の筋緊張を確認し緩消法を約2分施術し筋弛緩を確認した。結果、主観により右耳から約10㎝のiPhoneの音が確認できるようになったと報告を受けた。
次に外頚動脈周辺部の筋緊張を弛緩し右耳への血行回復を考え触察したところ、右顎二腹筋及び右胸鎖乳突筋付着部周辺部の筋緊張を確認し緩消法を約2分施術し筋弛緩を確認した。結果、主観により右耳から約10㎝のiPhoneの音が約2割大きく聞こえる様になったと報告を受けた。
約2年間全く右耳が聞こえていなかったのに聞こえる様になって希望を持ち喜んで頂けた。