【患者】20代後半 女性
【主訴】首を動かすと痛い。寝違えて動かない。
【既往歴】-
【現病歴】前日就寝時には痛みも無く、朝起床時から頚部右側に強い痛みが発生。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】20代後半 女性
【主訴】首を動かすと痛い。寝違えて動かない。
【既往歴】-
【現病歴】前日就寝時には痛みも無く、朝起床時から頚部右側に強い痛みが発生。
続きを読む【現症】自動運動にて頚部伸展約0°で頚部右側に痛みが出現。特に伸展位で頚部の痛みが強く、痛みによる関節可動域(以下、ROM)制限を確認した。
【治療内容・結果】本症例は、頚部右側に痛みを訴えてから来院までの時間が短く、頚部を触察しても熱感も無く、目視による組織損傷が確認できないため、痛みの要因は頚部右側の筋緊張と考えた。
初めに、触察により後頭骨筋付着部付近の疼痛部位の筋緊張を確認し緩消法を2分施術し筋弛緩を確認した。結果、頚部右側の痛みが10から4(NRS改変)と小さくなった。
再度疼痛部位を確認したところ、第1施術箇所から右外方3横指付近を示した為、触察により筋緊張を確認し緩消法を約1分施術し筋弛緩を確認した。結果、頚部右側の痛みが10から1(NRS改変)と小さくなり、頚部ROMが伸展約30°と改善した。
短時間で頚部のROMが改善した事に喜んで頂けた。