【患者】60代後半 男性
【主訴】左腰が痛くて体が固まっている感じ。
【既往歴】-
【現病歴】1週間前に起床後に腰部左側に痛みを発症。すぐに痛みが無くなると思い、痛みを無理して仕事を続けたが、2日前に痛みが増悪し知人の紹介により当院に来院。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】60代後半 男性
【主訴】左腰が痛くて体が固まっている感じ。
【既往歴】-
【現病歴】1週間前に起床後に腰部左側に痛みを発症。すぐに痛みが無くなると思い、痛みを無理して仕事を続けたが、2日前に痛みが増悪し知人の紹介により当院に来院。
続きを読む【現症】安静時痛は無く、胸腰部伸展時に痛みあり。日常生活における胸腰部関節可動域制限は確認できなかった。
【施術内容・結果】本症例は、腰部左側に痛みを訴えており、腰部の筋緊張が痛みの要因と考えた。
初めに、疼痛部位を確認したところ、第4腰椎左外方2横指付近を示した為、触察により筋緊張を確認し緩消法を約3分施術し筋弛緩を確認した。結果、胸腰部伸展時の腰部左側の痛みが10から6(NRS改変)と小さくなった。引続き同施術部位に緩消法を約2分施術し筋弛緩を確認したが、胸腰部伸展時の腰部左側の痛みに変化がみられなかった。
次に、腰部の筋弛緩を効率よく行うには、腰部側面から筋弛緩をする事が良いと考え、触察により腰部側面の筋弛緩を確認し緩消法を約10分施術し筋弛緩を確認した。結果、胸腰部伸展時の腰部左側の痛みが10から0(NRS改変)と消失した。
仕事の関係で腰部に負担が掛かるので痛みが無くなって良かったとの喜びの声を頂けた。