【患者】30代後半、女性
【既往歴】-
【主訴】左の顎の辺りに違和感があり、噛むと痛みが出る。
【現病歴】約1週間前から特に誘因なく左顎関節周辺に痛みと違和感が発生するようになった。特に近医歯科や整形外科に受診はしていない。
咀嚼時に痛みが発症するため食事が辛い。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】30代後半、女性
【既往歴】-
【主訴】左の顎の辺りに違和感があり、噛むと痛みが出る。
【現病歴】約1週間前から特に誘因なく左顎関節周辺に痛みと違和感が発生するようになった。特に近医歯科や整形外科に受診はしていない。
咀嚼時に痛みが発症するため食事が辛い。
続きを読む【現症】安静時は左顎関節周辺に違和感があり、咀嚼時に痛みあり。日常生活上の可動域制限は確認できなかった。
【施術と結果】本症例は、約1週間続く左顎関節痛であるが、目視及び触察にて腫脹や熱感が確認できなかったため、左顎関節周辺の筋緊張が疼痛と違和感の一つの要因であると考えた。
まず、痛みを訴える左顎関節周辺を触察し筋緊張を確認。緩消法にて約1分弛緩したところ、安静時の痛みが10から3(NRS改変)となった。
痛みに変化が確認できたため、次は、顎の筋緊張に繋がる頚部を緩消法にて約1分弛緩したところ、安静時の痛みが10から0(NRS改変)となった。
再発防止のために更に同部位周辺を約2分弛緩し、更に繋がっている腹部、第10番肋骨下部周辺及び筋緊張のある部位を10分弛緩していった。
1週間後の来院時には、「食事の時に噛んでも痛みは全く気にならなくなった。ありがたいです。」と喜びのご報告を頂いた。