【患者】70代後半 女性
【主訴】右膝が痛い。特に動き出しが痛くて歩くのが嫌になる。
【既往歴】腰椎圧迫骨折(2年前)、右変形性膝関節症(15年前)
【現病歴】1週間ほど前から特に誘因なく右膝痛が増悪し、通常数日で緩解するが今回は残存している。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】70代後半 女性
【主訴】右膝が痛い。特に動き出しが痛くて歩くのが嫌になる。
【既往歴】腰椎圧迫骨折(2年前)、右変形性膝関節症(15年前)
【現病歴】1週間ほど前から特に誘因なく右膝痛が増悪し、通常数日で緩解するが今回は残存している。
続きを読む【現症】右膝関節周辺に荷重痛あり。
【施術と結果】本症例は1週間ほど前から誘因なく右膝関節周辺の荷重痛を訴えており、患部周辺を目視および触察で確認したが腫脹・内出血・熱感は確認されなかったため、痛みの要因は筋緊張による血行不良と考えた。
はじめに、最も強い荷重痛がある右膝関節前額面正中から約3cm内側で関節裂隙部から約7cm近位の筋緊張部位に約2分施術し、筋弛緩を確認した。その結果、右膝関節周辺の荷重痛は10から8(NRS改変)となった。引き続き、同部位周辺に約5分施術し筋弛緩を確認した。その結果、同部位の荷重痛は10から0(NRS改変)と消失した。
これなら楽に歩けるわ、と喜ばれていた。