【患者】30代前半 女性
【主訴】赤ちゃんを抱っこしたら腰が痛くなった。
【既往歴】-
【現病歴】10年以上前から慢性的な腰痛があり、様々な治療法に通ってきたが、2日前に赤ちゃんを抱っこした瞬間に急性腰痛を発症した。2日経っても痛みは改善しなかった。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】30代前半 女性
【主訴】赤ちゃんを抱っこしたら腰が痛くなった。
【既往歴】-
【現病歴】10年以上前から慢性的な腰痛があり、様々な治療法に通ってきたが、2日前に赤ちゃんを抱っこした瞬間に急性腰痛を発症した。2日経っても痛みは改善しなかった。
続きを読む【現症】立ち上がり動作や胸腰部屈曲で右側腰部に痛みが発生する。姿勢を変える時に痛みを感じる。安静時痛はない。
【施術と結果】本症例は、腰部に負荷をかけた瞬間に起きた急性腰痛であり、患部周辺に腫脹や熱感が感じられない事から、腰部の筋緊張が痛みの要因と考えた。
施術前の腰部の押圧深は右側が約1.5cm、左側が約2.0cmだった。先ず、腰部側面から第三腰椎高位を正中方向に向かって緩消法で筋弛緩をしていき、約5分施術を行った。結果、立ち上がり動作での痛みは10から5(NRS改変)と小さくなった。
続けて合計で約30分間、腰部側面を緩消法で弛緩していくと、結果として腰部押圧深は約3cmになり、胸腰部屈曲動作での痛みは10から3(NRS改変)と小さくなった。