【患者】50代後半 女性
【主訴】右の鼻がつまっていて右鼻で呼吸できない。
【既往歴】ー
【現病歴】約10年前から2月末頃から鼻閉と鼻水が発現し、近医耳鼻科にて花粉症と診断を受ける。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】50代後半 女性
【主訴】右の鼻がつまっていて右鼻で呼吸できない。
【既往歴】ー
【現病歴】約10年前から2月末頃から鼻閉と鼻水が発現し、近医耳鼻科にて花粉症と診断を受ける。
続きを読む【現症】右鼻閉感がある。
【施術と結果】本症例は、花粉症による右鼻閉感とを訴えており、鼻への血行不良が要因と考え、鼻の血行不良の要因と思われる右内頚動脈の頚部内側周辺を触察し、筋緊張を確認した。
触察による頚部右側の筋緊張に約1分施術し筋弛緩を確認した。結果、右鼻の鼻閉感は主観で約9割となり減少したと報告を受けた。改善が見られた為、引き続き同部位周辺に緩消法を約1分施術し筋弛緩を確認した。右鼻の鼻閉感は主観で約8割減少したと報告を受けた。
次に、頚部右側の筋弛緩が思ったより少なかった事と、頚部の施術部が内頸動脈に近く、施術による動脈圧迫も考えられた為、右鼻閉感のもう一つの要因と考える右第10肋骨下部下縁周辺で腰部側面より約4cm腹部側を触察し筋緊張を確認した。筋緊張部に緩消法を約5 分行い筋弛緩を確認した。結果、右鼻閉感は消失した。
右の鼻から息ができて嬉しいと報告頂いた。