【患者】50代前半 女性
【主訴】手首を動かすと左肘の辺りが痛い
【現病歴】約7年前運転中に車体後部から追突事故にあった。追突時に左手はハンドルを握っていた為、左上半身に強い衝撃を受け、左上半身全般にむち打ちのような痛みが発現し、消長を繰り返している。約3日前から手首の伸展で左肘関節周辺に痛みが発現した。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】50代前半 女性
【主訴】手首を動かすと左肘の辺りが痛い
【現病歴】約7年前運転中に車体後部から追突事故にあった。追突時に左手はハンドルを握っていた為、左上半身に強い衝撃を受け、左上半身全般にむち打ちのような痛みが発現し、消長を繰り返している。約3日前から手首の伸展で左肘関節周辺に痛みが発現した。
続きを読む【現症】手首を反らす動作で上腕骨外側上顆周辺に痛みがある。
【施術と結果】本症例の左肘周辺の痛みの要因は熱感、腫脹がないことから左肘関節周辺の筋緊張による血行不良であると考えた。
痛みのある左肘を指示して頂くと、上腕骨外側上顆より約2cm前腕部に約5mmの凝りのような筋緊張を確認し、同部に約3分緩消法を行い筋弛緩を確認した。痛みは10から4(NRS改変)と小さくなった。
痛みの変化を確認したが、凝りのような筋緊張は小さくなった為、凝りのような筋緊張部を含む周辺の約5cmの範囲の筋緊張を確認し、筋緊張部に約10分施術し筋弛緩を確認した。結果、痛みは10から2(NRS改変)と小さくなった。
希望により左肘関節周辺の施術を終了した。