【患者】50代後半 女性
【主訴】コロナの後、左の耳の聴こえが悪い。
【既往歴】ー
【現病歴】股関節痛の為、通院中であった患者さんが1週間前コロナに羅患し、待機期間が過ぎ来院された際に数日前から左耳が詰まった感じで聴こえが悪いと相談を受け対応した症例になる。コロナに羅患する前は正常であった。耳鼻科への受診はしていない。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】50代後半 女性
【主訴】コロナの後、左の耳の聴こえが悪い。
【既往歴】ー
【現病歴】股関節痛の為、通院中であった患者さんが1週間前コロナに羅患し、待機期間が過ぎ来院された際に数日前から左耳が詰まった感じで聴こえが悪いと相談を受け対応した症例になる。コロナに羅患する前は正常であった。耳鼻科への受診はしていない。
続きを読む【現症】右耳は正常であるが、左耳だけで音を聴こうとすると閉塞感があり聴こえづらく、ご本人の主観では殆ど聴こえないとの事。
【施術と結果】本症例は耳鼻科受診がない為診断はされていないが、コロナ羅患後に発症した突発的な難聴であり、聴こえが悪い以外の症状を訴えていない事から血行不良による難聴であろうと考察し施術を開始した。
中耳と内耳に血行不良が起こる要因として後耳介動脈が関係していると考え、同血管を圧迫し血行不良を引き起こす筋として顎ニ腹筋の腱が付着する乳様突起後面辺りと考え触察すると筋緊張が確認できた。同箇所に緩消法を約1分行い筋弛緩を確認した。その結果、ご本人の主観で左耳の閉塞感が解消され聴こえる様になったとの報告を受けた。その後は再発防止を目的として乳様突起周辺の頚部の筋弛緩を行い、他の症状の施術に移行した。
緩消法で耳も良くなるんですねと感心しきりでした。