【患者】10歳、男児
【既往歴】-
【主訴】2日前から太ももが筋肉痛で歩けない。
【現病歴】2日前に運動教室の体験に参加し、全力疾走した。短距離で速く走るための筋肉の使い方などを教えてくれたため、普段使わない筋肉を使ったのであろう、と本人の母親から話があった。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】10歳、男児
【既往歴】-
【主訴】2日前から太ももが筋肉痛で歩けない。
【現病歴】2日前に運動教室の体験に参加し、全力疾走した。短距離で速く走るための筋肉の使い方などを教えてくれたため、普段使わない筋肉を使ったのであろう、と本人の母親から話があった。
続きを読む【施術と結果】本症例は2日前に発生した筋肉痛であり、筋の損傷も疑い目視と触察にて発赤、熱感、腫脹は確認できなかったため、両大腿部の筋緊張が痛みの要因であると考えた。
発生より2日しか経過していないことから、痛みを感じる部位への直接の施術は避け、痛みのある部位の直上の両鼡径部を触察し、筋緊張を確認。左右共に約30秒ずつ緩消法にて弛緩したところ、歩行時の痛みは10から0(NRS改変)と消失した。
他のご家族の施術に付き添いで来られていたため短時間の施術となったが、「全然痛くない。」と嬉しそうな様子で走り回っていた。