【患者】40代前半、女性
【主訴】3年以上前に仕事中に重いものを持ったときに、ぎっくり腰のようになり、それからどこに行っても治らない。
【現病歴】3年以上前、仕事中に重いものを持った時に痛みが発生。近医にて投薬・リハビリ加療を受けていたが改善なく、自己判断で加療を中止していた。その後整体等受けてみたが変化見られず、知人の紹介で当院受診された。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】40代前半、女性
【主訴】3年以上前に仕事中に重いものを持ったときに、ぎっくり腰のようになり、それからどこに行っても治らない。
【現病歴】3年以上前、仕事中に重いものを持った時に痛みが発生。近医にて投薬・リハビリ加療を受けていたが改善なく、自己判断で加療を中止していた。その後整体等受けてみたが変化見られず、知人の紹介で当院受診された。
続きを読む第4腰椎高位で棘突起より左側に外側に約5cmの部位が特に痛いとのこと。
【施術と結果】本症例は発生より3年以上続く腰痛を訴えており、腫脹や熱感は確認できなかったことから、腰部全体の筋緊張が痛みの一つの要因であると考えた。
まず、痛みを訴える第4腰椎高位で棘突起より左外方に約5cmの部位を触察したところ、筋の収縮に制限があり、筋の癒着と考えた。筋の癒着であると考えられる部位を緩消法にて約30秒弛緩したところ、痛みが10から0(NRS改変)となった。
第4腰椎高位で棘突起より左外方に約5cmの部位の筋緊張の要因の一つとして、腰部側面の筋緊張が考えられたため、残りの時間は再発防止のため、腰部側面へと施術を移行した。
腰部側面を触察し、押圧深約2cmであることを確認した。緩消法にて約15分弛緩したところ、押圧深は約5cmとなった。
「何年もあった痛みなのに、まさかほんの数秒で痛みがなくなるなんて思っていなかった。」と驚きと喜びの声を頂いた。