【患者】30代後半 女性
【主訴】2週間前にデスクワークが増えて座る時間が長くなってから腰が痛くなってきた。
【既往歴】―
【現病歴】約20年前に腰部の痛みが発症し、その後消長を繰り返していたが、約2週間前から痛みが増悪している。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】30代後半 女性
【主訴】2週間前にデスクワークが増えて座る時間が長くなってから腰が痛くなってきた。
【既往歴】―
【現病歴】約20年前に腰部の痛みが発症し、その後消長を繰り返していたが、約2週間前から痛みが増悪している。
続きを読む【施術と結果】本症例は、約2週間前に腰痛が増悪したが、目視及び触察にて熱感や腫脹が確認できなかったことから腰部の筋緊張による血行不良が痛みの要因であろうと考えた。
まず、最も痛みを訴える第4腰椎左外方へ約4cm周辺の脊柱起立筋周辺に筋緊張を確認した。同部位周辺に緩消法を約1分施術し筋弛緩を確認した。その結果、胸腰椎ROM屈曲約25°における運動痛は10から0(NRS改変)と消失し、胸腰椎ROMは屈曲約45°と大きくなった。
その場で、屈曲動作による腰痛がない事を再度確認し、長年の腰痛が改善した事と日常生活における可動域制限がなくなった事に大変喜んだ様子だった。