【患者】70代後半 女性
【主訴】左耳が聞こえにくく、いつも以上に聞こえなくなった。
【既往歴】ー
【現病歴】約1年前からテレビの音量を以前より大きくするようになり、家族との会話中に聞き直す事が増え、左耳が聞こえ辛いと自覚され近医耳鼻科を受診し、突発性難聴と診断された。その後も左耳が聞こえ辛く、今回別部位の施術中にファンヒーターの常に聞こえていた音が急に2割程度しか聞こえなくなった。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】70代後半 女性
【主訴】左耳が聞こえにくく、いつも以上に聞こえなくなった。
【既往歴】ー
【現病歴】約1年前からテレビの音量を以前より大きくするようになり、家族との会話中に聞き直す事が増え、左耳が聞こえ辛いと自覚され近医耳鼻科を受診し、突発性難聴と診断された。その後も左耳が聞こえ辛く、今回別部位の施術中にファンヒーターの常に聞こえていた音が急に2割程度しか聞こえなくなった。
続きを読む【施術と結果】本症例は、左耳に突発性難聴を訴えており、要因として頚部左側の筋緊張による血行不良と考えた。
初めに、頚部左側を触察したところ、左胸鎖乳突筋停止部周辺の筋緊張を確認し、緩消法を約1分施術し筋弛緩を確認した。結果、主観により右耳に対し左耳が約5割聞こえるよう改善したと報告を受けた。改善が見られた為、引き続き同部位周辺に緩消法を約2分施術し筋弛緩を確認した。結果、主観により右耳に対し左耳が約8割聞こえるよう改善したと報告を受けた。
ここで別部位の施術を希望され、本症例の施術を終了した。「以前と同じようにファンヒーターの音が聞こえる。」と笑顔で喜びの報告を受けた。