【患者】70代前半 男性
【主訴】1年半くらい前から腰が歩くと痛い。
【既往歴】糖尿病
【現病歴】腰痛は30年くらい前からあったが、約1年半前から悪化傾向になり近医整形外科で脊柱管狭窄症と診断されブロック注射を打ったが変化なく、手術を勧められた。当院で良くなられた友人の紹介で来院された。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】70代前半 男性
【主訴】1年半くらい前から腰が歩くと痛い。
【既往歴】糖尿病
【現病歴】腰痛は30年くらい前からあったが、約1年半前から悪化傾向になり近医整形外科で脊柱管狭窄症と診断されブロック注射を打ったが変化なく、手術を勧められた。当院で良くなられた友人の紹介で来院された。
続きを読む【施術と結果】本症例は慢性的な腰痛を訴えており触察により熱感、腫脹が確認できなかった為、筋緊張による血行不良が要因であろうと考察し施術を開始した。
先ず、痛みを訴える下部腰椎周辺を触察すると左右共に筋緊張が著明であった。
特に第4腰椎(以下、L4)高位の広背筋起始部辺りに左右共、筋の癒着様な状態に思えた為同箇所に緩消法を約2分行い、筋弛緩と筋の伸縮が正常に行われている事を確認した。その結果、椅座位からの起立動作時痛が10から0(NRS改変)となり同時に歩行時痛も10から0(NRS改変)と消失した。
この時点で痛みは消失したが、再発防止を目的に腰部の筋緊張部位を触察により確認し約30分施術し終了した。
あまりにも短時間で痛みがなくなり、驚きと喜びと信じられない様な様子でした。