【患者】70代前半 女性
【主訴】連日目を酷使している。瞼が重く、右目の視界に黒っぽい横棒が一本ある。
【既往歴】ー
【現病歴】資格習得の為連日目を酷使している。約3ヶ月前から瞼に鈍重感が発症し、右目の視界に黒っぽい横棒がみえるようになった。入浴中は症状が少し和らぐが、入浴後約20分で症状が入浴前に戻るとのこと。症状の改善を希望され来院。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】70代前半 女性
【主訴】連日目を酷使している。瞼が重く、右目の視界に黒っぽい横棒が一本ある。
【既往歴】ー
【現病歴】資格習得の為連日目を酷使している。約3ヶ月前から瞼に鈍重感が発症し、右目の視界に黒っぽい横棒がみえるようになった。入浴中は症状が少し和らぐが、入浴後約20分で症状が入浴前に戻るとのこと。症状の改善を希望され来院。
続きを読む【施術と結果】本症例の瞼の鈍重感と視野の横棒の要因として、入浴で症状の緩和がある事から連日の目の酷使による頸部の筋の緊張による血行不良もであると推察し、頸部を触察した。
右の胸鎖乳突筋と思われる筋に筋緊張を確認した。特に胸鎖乳突筋停止部周辺に強い筋緊張を確認した。
右胸鎖乳突筋停止部の筋緊張が左より強かった為、右胸鎖乳突筋停止部周辺を約2分施術し、弛緩を確認した。瞼の鈍重感の変化はないと報告を受けたため、更に頸部を触察すると後頭部の付根より約1cmの周辺に筋緊張を確認し約2分施術を行い筋弛緩を確認した。瞼の鈍重感は約7割と報告を受けた。変化を確認した為、同部に約5分施術を行い筋弛緩を確認した。鈍重感は約3割と小さくなった。右目の黒っぽい横棒の変化は約10割と、感じられなかった。
ここで、左の瞼の鈍重感が強く感じると報告を受けた為、左頸部で後頭部より約1cmの周辺部に施術を約3分行い筋弛緩を確認した。左瞼の鈍重感は、消失したと報告を受けた。この時点で、右目の視界の黒っぽい横棒は約3割となり減少したと報告を受けた。
ここで希望により施術を終了した。
右目の視界の黒っぽい横棒が薄くなり、とても楽になったと報告頂いた。