【患者】60代後半 女性
【主訴】20分ほど歩くと左足が痛くなり、しばらく休むとまた歩ける
【既往歴】ー
【現病歴】約半年前から特に誘引なく歩行中に左臀部から大腿部後面付近に痛みが発生し、それからは毎回20分以上の歩行で痛みが出るようになった。近医整形外科にて検査を受けて脊柱管狭窄症の診断をうけた。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】60代後半 女性
【主訴】20分ほど歩くと左足が痛くなり、しばらく休むとまた歩ける
【既往歴】ー
【現病歴】約半年前から特に誘引なく歩行中に左臀部から大腿部後面付近に痛みが発生し、それからは毎回20分以上の歩行で痛みが出るようになった。近医整形外科にて検査を受けて脊柱管狭窄症の診断をうけた。
続きを読む【施術と結果】本症例は左臀部から大腿部後面付近の痛みによる間欠性破行の症状があり、第5腰椎横突起周辺の筋硬結による神経への圧迫から起こる下肢への血行不良が要因と考えた。触察で腰部の筋緊張を調べたところ、腰部側面の押圧深は両側共に約2cmだった。
先ず、第3腰椎高位の腰部側面から緩消法で施術を開始し、合計で約30分施術をして、腰部押圧深は約3cmになった。20分以上歩行してみないと痛みの軽減は確認出来ない為に、その日は施術を終了した。
約一週間後に再び来院したが、歩行時の右足の痛みは10から5(NRS改変)と軽減したと報告を受けた。