【患者】30代後半 男性
【主訴】子供を肩車した翌朝から腰のいつも痛くなるところが痛くてぎっくり腰になりそう。
【現病歴】20代から、年に1〜2回は急性腰痛を発症している。20代のころから左腰部痛で消長を繰り返している。最近は腰部痛が殆どなかった為大丈夫かと思い、約13キロの子供を肩車して階段を登った翌朝から脊椎起立筋の左に鈍痛が発症した。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】30代後半 男性
【主訴】子供を肩車した翌朝から腰のいつも痛くなるところが痛くてぎっくり腰になりそう。
【現病歴】20代から、年に1〜2回は急性腰痛を発症している。20代のころから左腰部痛で消長を繰り返している。最近は腰部痛が殆どなかった為大丈夫かと思い、約13キロの子供を肩車して階段を登った翌朝から脊椎起立筋の左に鈍痛が発症した。
続きを読む【施術と結果】本症例の腰部痛の要因として本症例は、腰部左側に痛みを訴えており、目視・触察にて腫脹や熱感が確認出来ない事から、 痛みの要因は痛みを訴えている左腰部周辺の筋緊張と考えた。
初めに、痛みを訴える部位を触察したところ、第4腰椎(以下、L4)棘突起から左外方約7cm周辺に筋緊張を確認した。そして、この緊張した筋は腰部側面からの腹斜筋の筋緊張が牽引していると考えた。
腰部側面から緩消法を約5分施術し筋弛緩を確認した。結果、胸腰部ROMが自動で屈曲約30°、自動背屈約10°での腰部右側の痛みが10から0(NRS改変)と消失し、胸腰部屈曲ROMは約40°、背屈約15°で腰部側に痛みが出現した。
改善がみられた為、腰部側面から約25分施術し筋弛緩を確認した。結果、胸腰部ROMが自動で屈曲約40°、背屈約15°での腰部右側の痛みが10から0(NRS改変)と消失した。
1回の施術で腰が痛くないと喜んで頂いた。