【患者】80代前半 女性
【主訴】寝返りの時、右手で体を支えると右肩から腕が痛い
【既往歴】ー
【現病歴】約1週間前から誘因なく伏臥位から仰臥位への体位変換時に右手で上体を支えた時に右肩関節周囲に痛みが発現した。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】80代前半 女性
【主訴】寝返りの時、右手で体を支えると右肩から腕が痛い
【既往歴】ー
【現病歴】約1週間前から誘因なく伏臥位から仰臥位への体位変換時に右手で上体を支えた時に右肩関節周囲に痛みが発現した。
続きを読む【施術と結果】本症例の右肩関節から上腕にかけての痛みは、薄い着位の上からの触察にて炎症や腫脹は確認できなかった為、右肩関節周囲の筋緊張による血行不良が要因であると考えた。
右肩関節周辺を触察すると、右腋窩に筋緊張を確認した。
筋緊張部に約2分施術し、筋弛緩を確認し、痛みは10から3(NRS改変)と小さくなった。
右腋窩の筋弛緩は充分だったが痛みが残存した為、周辺の右上腕二頭筋、及び上腕三頭筋の右肩関節より約10cmの範囲に筋緊張を確認した為約3分施術を行い筋弛緩を確認した。痛みは10から0(NRS改変)と消失し、喜んで頂けた。