【患者】60代前半 男性
【主訴】ゴルフから1週間たっても腰とお尻が痛い。
【既往歴】喘息
【現病歴】約10年ほど前からゴルフをするとラウンドの途中から腰痛が発生する。毎回2、3日で治っていたが、今回は痛みが1週間続いている。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】60代前半 男性
【主訴】ゴルフから1週間たっても腰とお尻が痛い。
【既往歴】喘息
【現病歴】約10年ほど前からゴルフをするとラウンドの途中から腰痛が発生する。毎回2、3日で治っていたが、今回は痛みが1週間続いている。
続きを読む【施術と結果】本症例は、腰部から臀部にかけて安静時痛と運動痛を訴えており、外傷などの誘因は無かったため、要因として第3腰椎高位付近の筋緊張であると考えた。
施術前の腰部押圧深は約1cm。腰部側面から正中に向かって緩消法にて約20分施術し、筋弛緩を確認した。施術後押圧深は約2.5cmとなった。結果、立ち上がりや前屈動作で腰痛が10から5(NRS改変)に、安静時での痛みは10から2(NRS改変)となった。
改善がみられた為同部位周辺を約10分施術し、筋弛緩を確認した。施術後押圧深は約3cmとなり、結果、立ち上がりや前屈動作での腰痛は10から1(NRS改変)に、安静時でもの腰痛は10から0(NRS改変)と消失した。
臀部痛が10から5(NRS改変)と残存していた為、正中から約5cm左外側を約2分施術し、筋弛緩を確認した。結果、臀部痛が10から3(NRS改変)となった。改善がみられた為、同部位周辺を約3分施術し、筋弛緩を確認した。
結果、臀部痛が10から0(NRS改変)となり、またゴルフに行けると喜ばれた。