【患者】30代前半 女性
【主訴】子供を抱える時など、左肩が痛い。
【既往歴】ー
【現病歴】約2年前に子供を抱えている時、左肩関節周辺に痛みが発生し、約半年前から痛みが増悪している。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】30代前半 女性
【主訴】子供を抱える時など、左肩が痛い。
【既往歴】ー
【現病歴】約2年前に子供を抱えている時、左肩関節周辺に痛みが発生し、約半年前から痛みが増悪している。
続きを読む【施術と結果】本症例は、左肩関節周辺に痛みを訴えており、左肩関節屈曲動作時に痛みがある事から左大胸筋周辺の筋緊張が痛みの要因考えた。また、左大胸筋周辺の筋緊張は腰部の筋緊張による血行不良が要因として考えられる為、腰部の筋弛緩も行う必要があると考えた。
初めに、触察にて左大胸筋停止部周辺に筋緊張を確認し、緩消法を約1分施術し筋弛緩を確認した。結果、左肩ROMが自動で屈曲約150°での左肩関節周辺の痛みが10から0(NRS改変)と消失し、左肩ROMが自動で屈曲約160°と大きくなった。
次に、腰部を触察したところ腰部側面に筋緊張を確認し、緩消法を約4分施術し筋弛緩を確認した。結果、左肩ROMが自動で屈曲約160°での左肩関節周辺の痛みが10から0(NRS改変)と消失した。
左肩ROMが自動で屈曲約180°で左肩関節周辺に痛みが残存しているが、『短時間でこんなに左腕が挙げられるようになった。』と喜びの報告を受けた。ここで別部位の施術を希望され、本症例の施術を終了した。