へバーデン結節の手指痛に対する改善例

【現症】右示指遠位指節間関節（以下、DIP関節）背側と右中指 DIP関節背側に疼痛を訴える。
【施術と結果】へバーデン結節による変形があるが、痛みは手指伸筋の緊張ででありDIP関節周辺部の腱の緊張であると考えた。
　先ず、右前腕伸筋群の筋緊張を触察。その筋緊張に対して緩消法を約1分行い筋弛緩を確認したところ痛みは10から8（ＮＲＳ改変）と小さくなった。効果があった為続けて緩消法を約2分行い筋弛緩を確認した結果、痛みは10から5（ＮＲＳ改変）と小さくなった。患部の施術を終了した。
　後日施術再開する際、前回の施術後の改善状態が維持できていると報告いただいた。前回と同部位の筋緊張に対し約2分緩消法を行い筋弛緩を確認した。痛みは10から0（ＮＲＳ改変）に消失した。
　痛みは仕方ないと諦めていたが、痛み症状がなくなりお喜びいただいた。